2017-02-14

★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。

★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

Universal Amphitheatre, Los Angeles, CA. USA 3rd June 1978 ULTIMATE SOUND(from Original Masters)

振り返ってみればマイク・ミラードはつくづくディランから縁遠いテーパーだったのではないでしょうか。彼がコンサート録音を始めたとされる1974年のツアーは全米が社会現象とも言える盛り上がりを見せたことからチケット争奪戦は熾烈を極め、仮に録音できたとしてもLAフォーラム公演は「BEFORE THE FLOOD」でオフィシャルリリースされたことから価値が低くなってしまったことでしょう。それに75-76年のローリング・サンダー・レビューは西海岸に到達する前に終了。そうなると西海岸テーパーのミラードが70年代のディランを録音するチャンスは78年ツアーしか考えられませんでした。

そんな中で当店がリリースした「LOS ANGELES 1978 1ST NIGHT: UNCIRCULATED MILLARD 1ST GEN」は遂に現れたディラン・ライブのミラード録音ということで世界中のファンの注目を浴びました。ライブ後半のみの収録という録音状態ではありましたが、やはり「これぞミラード」と唸らせる、別格のクオリティに誰もが納得されたものです。ところがそんな驚きも冷めやらぬ中、早くも同じLAライブ・ウィークの別公演を収録したミラード音源が登場。今回は6月3日のユニバーサル・アンフィシアターをミラードが録音してくれました。しかも今回は前半部分も収録したロング・バージョンな録音です!

録音の欠損部分は前回6月1日の録音よりも少ないのですが、それでもオープニングから二曲と少しが録音されていないところが何ともミラードらしいですよね。そこで今回のリリースに際し、そこには同日別のオーディエンス録音を補てんして完全収録を実現しています。そこに使った音源もなかなかにオンな音像であり、十分に聴けるものなのですが、そこから「Baby Stop Crying」の序盤で音源がミラード録音へ切り替わった際の衝撃は掛け値なしに腰を抜かしてしまうことでしょう。

これが1978年のオーディエンス録音か?と耳を疑ってしまうこと間違いなし。正にミラード・スタンダードと呼ぶに相応しい、ステレオ感と信じられないほどのクリアネス。それに何といってもサウンドボード・クラスと言っても過言ではないオンな音像。こうなるとディラン・ファンはもちろんのこと、ミラードの名の元にレア音源をコレクトされている方などにも絶対に満足していただけることを保証します。

そんな異次元レベルの録音のリリースというだけで今回も世界中のファンの注目を浴びることは間違いなしと思われますが、この日の演奏や盛り上がりがまた凄まじい!その様子は「LOS ANGELES 1978 1ST NIGHT」からも十二分に伝わってきましたが、この日の演奏も本当に素晴らしいものがあります。それは「Mr. Tambourine Man」をライブアルバム「AT BUDOKAN」のテイクと聴き比べただけでも一目瞭然。その日本公演やオーストラリア公演を経験して盤石の結束を誇るバンドとディランの演奏と観客の盛り上がり、それもミラードはあますことなく捉えてくれたのです。そんなテンションの高い演奏を繰り広げたLA連続公演の最中に「AT BUDOKAN」リリースのゴー・サインが出たというのがまた面白いものですよね。初期の固さが残るステージ・パフォーマンスを収めたオフィシャルリリースが決まった時、ディランとバンドのライブ演奏は次の段階を迎えていたというのですから。そんな最高の演奏を最高の音質で収録したミラード録音となれば、限定のプレスCDリリースも当たり前。本当に素晴らしい音源をじっくりと聴いてみてください、文句なし!

Disc 1 (61:45)

1. A Hard Rain's A-Gonna Fall (instrumental) 2. Love Her With A Feeling 3. Baby Stop Crying

4. Mr. Tambourine Man 5. Shelter From The Storm 6. Love Minus Zero / No Limit

7. Tangled Up In Blue 8. Ballad Of A Thin Man 9. Maggie's Farm 10. I Don't Believe You

11. Like A Rolling Stone 12. I Shall Be Released 13. Going, Going, Gone

Disc 2 (67:13)

1. Rainy Day Women # 12 & 35 (instrumental) 2. One Of Us Must Know (Sooner Or Later)

3. You're A Big Girl Now 4. One More Cup Of Coffee (Valley Below) 5. Blowin' In The Wind

6. I Want You 7. Senor (Tales Of Yankee Power) 8. Masters Of War 9. Just Like A Woman

10. To Ramona 11. All Along The Watchtower 12. All I Really Want To Do 13. Band Introductions

14. It's Alright, Ma (I'm Only Bleeding) 15. Forever Young 16. The Times They Are A-Changin'

Bob Dylan (vocal & guitar), Billy Cross (lead guitar), Alan Pasqua (keyboards), Steven Soles (rhythm guitar, backup vocals), David Mansfield (violin & mandolin), Steve Douglas (horns), Jerry Scheff (bass), Bobbye Hall (percussion), Ian Wallace (drums), Helena Springs, Jo Ann Harris, Carolyn Dennis (background vocals)

★特別企画

★ボブ・ディラン「LOS ANGELES 1978 3RD NIGHT : UNCIRCULATED MILLARD 1ST GEN」の初回限定ナンバー入りステッカー付きに限り、1978年初来日ツアーより、大阪3連続公演の後、再び東京に戻ってきて行った5連続武道館公演の初日、2月28日のライヴを高音質オーディエンス録音で収録したファン必携の2枚組「RETURN TO BUDOKAN 1978」が特別に付属致します。

BOB DYLAN - RETURN TO BUDOKAN 1978(Special Bonus 2CDR)

Budokan, Tokyo, Japan 28th February 1978

ディランの初来日公演の武道館は当店がリリースした『AT BUDOKAN : EARLY CHAPTER』やSold Outとなった『ANOTHER SIDE OF BUDOKAN』といったアイテムでかなり網羅されてきましたが、それでもまだ聴くことが出来ない武道館公演の一つが2月28日でしょう。この日は大阪での三公演を終え、再び武道館へ戻ってきた日であります。よって『AT BUDOKAN : EARLY CHAPTER』で聴かれたような、ディランも観客も緊張するかのような雰囲気が解かれ、よりエキサイティングなライブらしい盛り上がりを見せ始めた日だったのです。実際にここでは伝説的なアーティストの来日という盛り上がりが一段落し、純粋にライブを観ようとする雰囲気が伝わってきます。その模様を捉えたオーディエンス録音を今回CD-Rに収録。モノラル録音で演奏が進むにつれてヒスノイズが目立つという、いかにも70年代のカセット録音らしい質感ではありますが、演奏自体は意外なほどオンな音像で捉えられているから驚きです。これならばマスタリング次第でプレスのCDによるリリースも可能かと思えるほど。

それにディランやバンドの演奏の丁寧ながらもタイトさを感じさせる勢いがまたツアー前半、さらにはツアー意識した終盤とも違う独特さが捉えられていて貴重です。その証拠に新曲「Is Your Love In Vain?」はこの日初めてライブ披露が実現したのです。その初々しくも活気のある演奏がまた「AT BUDOKAN」収録バージョンと違う雰囲気である点が聞き逃せません。この日に初めて同ライブアルバム用の録音が行われていましたが、もしかしたらこちらのテイクを採用した方が良かったのではないか?と思えるほどです。さらに今回リリースのLAでは既にセットリストから落とされてしまった「I Threw It All Away」や「Tomorrow Is A Long Time」といった60年代ソングの78年バージョンが聴かれる点も同様でしょう。これらの曲は「AT BUDOKAN」からも落とされていましたので、なおさら貴重な演奏を収録していることになります。そうなると初回オンリーのボーナスCD-Rとしてそんなレア音源を収録していいのか?と感じられること間違いなし。これまでライブ全貌をアイテムで聴くことが出来なかった2月28日公演となれば、絶対に初回リリース分をお見逃しなく!

Disc 1(66:14)

1. A Hard Rain's A-Gonna Fall (instrumental) 2. Repossession Blues 3. Mr. Tambourine Man

4. I Threw It All Away 5. Shelter From The Storm 6. Love Minus Zero/No Limit

7. Girl From The North Country 8. Ballad Of A Thin Man 9. Maggie's Farm 10. To Ramona

11. Like A Rolling Stone 12. I Shall Be Released 13. Is Your Love In Vain? 14. Going, Going, Gone

Disc 2(70:28)

1. One Of Us Must Know (Sooner Or Later) 2. Blowin' In The Wind 3. Just Like A Woman

4. Oh, Sister 5. Simple Twist Of Fate 6. You're A Big Girl Now 7. All Along The Watchtower

8. I Want You 9. All I Really Want To Do 10. Tomorrow Is A Long Time

11. Don't Think Twice, It's All Right 12. It's Alright, Ma (I'm Only Bleeding)

13. Forever Young 14. The Times They Are A-Changin'

Bob Dylan (vocal & guitar), Billy Cross (lead guitar), Alan Pasqua (keyboards), Steven Soles (rhythm guitar, backup vocals), David Mansfield (violin & mandolin), Steve Douglas (horns), Rob Stoner (bass), Bobbye Hall (percussion), Ian Wallace (drums), Helena Springs, Jo Ann Harris, Debbie Dye (background vocals).

Special Bonus 2CDR for limited numbered stickered edition of "LOS ANGELES 1978 3RD NIGHT : UNCIRCULATED MILLARD 1ST GEN"(2CD)

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